馬旅
【15日目②】死にかけたのに警察に連行される 馬旅
日射病&脱水症状になって本当に死を覚悟したけれど、なんとかクロのおかげで中規模の町、ナランブルクに到着。 運良く町の入り口に小さな商店があったから、冷えたファンタグレープ2Lを買って一気に飲み干した。 店のおば …
【15日目①】荒野の真ん中で死にかけた話 馬旅
周りにはゲルも道路も何もなく、もちろん人もいない。 夜は星がすごく綺麗だけど、オオカミの遠吠えが聞こえる度に警戒。 何度もムチとナイフに手をかけながら、なんとか夜が明けた。 2日連続でまともに寝ていなく、昨日は21kmも …
【14日目】荒野の少年と星空 馬旅
朝4時、うっすら空が明るくなってきた。 結局、焚火の前で軽く30分程度しか眠らず、ずっとウトウトしながら馬泥棒を警戒していた。 お湯を沸かして味噌汁を作り、昨日炊いたご飯の入った鍋にブチ込む。 ご飯を炊いた鍋も綺麗になる …
【13日目】いい人 馬旅
久しぶりのベッドが心地よすぎて、目を開いた時には既に窓一面に青空が広がっていた。 慌てて飛び起きて、時計を見てみると朝5時に起きる予定がすでに7時過ぎ! 急いで支度をして、馬にも水を飲ませていると奥さんのイドレが「朝ごは …
【12日目】モンゴル最大祭り「ナーダム」 馬旅
朝、8:00に起床。 千夏さんから電話がかかってきて、現在地と馬の状況の報告をしてたり、朝ごはんを食べているうちに10:00になってしまった。 昨日は寝てたから全然気づかなかったけどおじさんにも1歳になる女の子がいて、ち …
【11日目】オオカミの縄張りに突入! 馬旅
朝6:00。 昨日の雨の名残か、空は灰色の分厚い雲で覆われている。 ゲルのおじさんが馬に乗って近づいてきた。 「おはよう!よく眠れたか?お前の馬は元気になってるぞ!」 「少し寝れた!ありがとう!」 「さっき、近くにオオカ …
【10日目】クロが動かない 馬旅
朝4:10、起床。 まだ辺りは薄暗い。 身震いする寒さに耐えられず、寝袋に入ったまま急いでお湯を沸かす。 それにハチミツを入れて一気に体に流し込むと、一気に全身が温まる。 栄養価も高いし、お手軽な朝ごはんとしてはちょうど …
【9日目】オオカミに襲われたおじさんの話 馬旅
朝6時。大分軽くなってきた体を起こして、朝ごはん代わりの板チョコをかじりながら地図を広げた。 こうやって見てみるとモンゴルは本当に広い。 この9日間で進んだ道程は150km、残り2200km。 まだ1/10にも満たない。 …
【8日目】村でケガの療養 馬旅
朝6時、眩しい朝日で目を覚ます。 今日も青空が広がるいい天気だ。 昨夜食べた焼き鳥の缶詰が美味しすぎて朝も食べてしまった。 これで焼き鳥缶の残りは1つだけ。 食べ物って栄養面で体の回復をさせることはもちろんだけど、気力面 …
【7日目】ボロボロで辿り着いた村 馬旅
朝日が昇ってから2時間くらい眠りについて、板チョコを1枚食べてからジョナサンに跨った。 雲一つない青い空。 目の前の湖はキラキラ輝き、心地良い風が時たま頬をなでて、それに合わせて草も揺れる。 この景色を見れるだけで一気に …