気まぐれのんびり更新中!
灼熱の熱気、永遠と続く荒野。 残りの飲み水もそこまで余裕はない。 まとわりついている数匹のブヨの羽音が疲れに拍車をかける。 体は、馬を引いて100kmも歩いてきたせいで足の裏の豆から血が出て続けて、靴下が真っ赤になるほど …
まだ闇夜に月がぼんやり輝いている明け方。 肌に突き刺すような寒さの中、昨日食べた残りのご飯の入った鍋に水を入れて、湯を沸かす。 徹夜でバッグの修復をしていたせいで30分しか眠れなくて、まだ体には疲れが残っている。 昨日は …