～ ここまでの経緯を簡単に説明 ～
社会人4年目に入って少し貯金もできた頃、少年時代から念願だった世界一周の旅に出ることを決意！
もともと昔から今の年齢くらいになったら行こうとは決めてたんだけど。
それで何故か自分でもわからないけど、旅と言えば馬という発想があってモンゴルを最初の国に決めた。
『スーホの白い馬』の影響なのかな？
せっかくだし馬でモンゴルを縦断してそのまま中国まで行ってやろうと思って、いざ情報を集め始めてみたけれど全然ネット上に情報が落ちていなかった。
日本じゃ得られる情報にも限度があるし必要最低限の知識を持って現地に飛んで、一人で遊牧民の家を泊まり歩くツアー？に参加して情報収集。
馬で縦断したいと話すと100%の人が「絶対にやめた方がいい」と止めてきて、聞けば聞くほどどれ程厳しいことなのかが分かってきた。
難しい要因としてはこんな感じ。
・馬泥棒が多い
・野生の狼が多い
・馬の扱いが難しい
・ゴビ砂漠がある
一番致命的なのがゴビ砂漠以南には遊牧民がほとんどいないから馬の売り先が食肉工場になるということだった。
さすがに一緒に旅した馬を食肉工場へ売るなんて出来るはずがない。
その時点で縦断は諦めて、行ける所まで馬で行くことにした。
日本人の方に手伝って貰い、荷物用の馬も含めて2頭を買って馬旅開始。
モンゴル人が途中まで着いて来てくれることになったんだけどそれがあまりいい人ではなくて。。。
結局、馬は鞍ズレしてしまって馬旅は中断。
行きつけの居酒屋のマスターから紹介してもらった千夏さんのゲルで馬のケガが治るのを待っている間、そのゲルの子供からモンゴル語を教えてもらって、ゲルの主人から馬の扱い方も教えてもらった。
最後にゲルのみんなで馬旅をして千夏さんに馬を売り、中国へ。
そこから世界一周している間に色んなことが起きたけれど、やっぱりモンゴルの良さが忘れられず最後にモンゴルへ行こうと決意。
縦断がダメなら今度は横断だ。
こうして未だ誰も達成していないというモンゴル単騎横断旅が始まることになった。
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